保存版部活日誌

2018年12月28日
 おはようございます。
 三年生を送る会でした。

送る会様子

 三年生を送る会は憂鬱でもあり、楽しみでもある
 この日に向けて文字通り3年間かけて準備してきたと言っていい
 君たちが必死になって夢に向かって努力する
 それを一日一日記録していく
 写真一枚一枚に気持ちを込める
 君たちの想いが映るように
 ムービー作りはいろんな想いが押し寄せてきて、作業が進まない
 一通り作り終わった後に、最後の言葉として浮かんできたのは「出会えた奇跡」だった

 君たちが入ってくる前の陸上部は、方向性を見失いかけていた
 もう一度走ることと真剣に向き合う部活を作りたい
 そのために踏み出した一歩が中2の東京駅伝参加だった
 同じように一歩踏み出してくれたのが松井
 その出会いがなければ、そのあとの三浦ややまもんには繋がらなかったと思う
 その3人がいなかったら、松浦が入ることもなかったかもしれない
 河野との出会いも、入試の推薦試験で偶然面接官になったこと
 そうした奇跡が、翌年は小雪、そして沢部へと繋がっていった
 松浦が部長として覚醒していくなかで、2年男子の意識も変化していく
 そうして法政高校陸上部は新しい部活へと変わっていき、
 どういう部活なのかという評判も以前のような時間が短いから楽、いつでも引退できる、というものから
 厳しい部活、でも輝ける可能性のある場所、へと変わっていった
 そうして今の一年生が入ってきた
 この全てが、奇跡の出会いだった

 この前、飲酒運転をして6人の命を奪い、2人を重症にしたあるアメリカ人のエッセイを読んだ
 自分のしてしまったことへの後悔、取り返しのつかないことへのやるせなさ
 刑務所での厳しい生活の中でふと思い浮かんだのは高校時代の1シーン
 彼は陸上部で用具係として過ごしていたある日、何となく走りたい気持ちになって並べたハードルに向かって走ってみた
 その時のスピード感、風、そのあと見ていたコーチから、選手として走ってみないかと誘われたこと
 でも彼は、苦しいことに向き合うことや、毎日努力し続けることが嫌で断った
 その瞬間のことを思い出していた
 あの時、何で断ったんだろう
 あの時、走るという決断をしていたら、きっとこうはならなかった
 決められたルールを守ることの大切さ
 自分を律する心を持った大人になっていた
 刑期を終えた彼はマラソンに挑戦
 大会記録を塗り替えることはなくても
 走ることで生き方を変えることができた
 それから大学に入り、
 アルコール依存症の人へのカウンセラーになった
 それでも6人の人生を奪ったことはいつまでも頭から離れることはない。

 悔いのない人生なんてきっとない
 あの時こうしていたらと思う強い後悔が
 新しい自分と出会わせてくれる大きなエネルギーになることもある
 だから、この部活でできたこと
 できなかったこと
 全て含めて
 忘れないでほしい
 悩み、苦しみながら、もがき続けた日々を
 なりたい自分に届かなかった悔しさを
 仲間とともに立ち向かった勇気を
 そして勝ち取った栄光の瞬間を
 君達が笑えば、僕もうれしかった
 君達が泣けば、僕も悲しかった
 そんな君達と過ごした日々は
 まさに
 最高だった

 君達も同じ気持ちで今日を迎えられているのなら、
 それ以上の喜びはない
 君たちと出会い、話、ともに走った日々は本当に楽しかった
 でなけりゃ、ここまでできない
 高校時代が人生で一番最高だった、と言わせてしまうようなものは教育として最低
 君たちはこれからもっと素敵な時間を過ごしていく
 そういう生き方を教えてきたはずだから
 だから、越えてみろ
 今の俺より幸せな大人になること
2018年12月27日
 おはようございます。
 年内最後のTTでした。

 今日できなかったことは何か新しい努力をしなければできるようにはなりません。
 自然とできるようになることではないのです。
 12月だったからできなかったわけでもありません。
 1月になったら何かが変わるわけでもありません。
 走ることに真剣に向かい合っている人だけがたどりつける景色があります。
 これまで、いろんなことに対して中途半端だった自分から抜け出して、
 頑張れる自分を見つけること。

 2018年の練習終了です。

<TT結果>
100男子
☆1年瓜生 11秒95(PB更新)
2年箕浦 12秒11
1年佐久間 12秒27
1年清水 12秒91(PB更新)
1年佐藤 13秒12
1年関根 13秒18
1年木村 13秒39(PB更新)

100女子
1年大島 14秒60(PB更新)
1年北島 14秒97(PB更新)
1年杉山 15秒47
1年鈴木 16秒20(PB更新)

800男子
☆2年川田 2分13秒63(PB更新)
1年西川 2分20秒27

800女子
1年梅澤 2分36秒67
1年続池 2分46秒99

1500男子
2年福澤 4分44秒20
2年矢田 4分45秒66
1年原口 5分17秒91

1500女子
1年未来 5分59秒16(PB更新)

5000男子
1年大塚 18分06秒83(PB更新)

3000女子
2年沢部 11分21秒58
2年彩奈 13分23秒45

200男子
2年箕浦 24秒68(PB更新)
1年瓜生 24秒98
1年清水 25秒98
1年佐藤 26秒59
2018年12月23日
 おはようございます。
 今日は多摩湖周回駅伝でした。

 3月の多摩湖駅伝に向けて本番のコースでの駅伝練習。
 短距離は素晴らしいスロープを利用して上りで前傾フォームの確認、下りで足の回転を上げる練習。
 いつもと違う場所での練習は最高です。
 短距離も何かをつかめた練習になりました。
 そして、多摩湖駅伝。
 女子は初の優勝を目指して。

〈多摩湖周回>
女子
1位 1年岩城 9分14秒<歴代1位更新>
2位 1年梅澤 9分29秒<歴代2位更新>
3位 2年沢部 9分42秒
4位 2年小雪 9分44秒<PB更新>
5位 1年未来10分36秒
6位 1年続池10分46秒
7位 2年彩奈10分56秒

男子
1位 2年福島8分23秒
2位 2年福澤8分26秒
3位 2年瀬崎8分27秒
4位 2年矢田8分34秒
5位 1年大塚8分35秒
6位 2年川田8分40秒
7位 1年西川9分43秒
2018年12月21日
 おはようございます。
 今日も引き続き、チームについて部員に考えさせる案件が発生しました。
 これまでも一人ひとりがそれぞれ勝手なことをするので、そのたびにチームのことを考えた行動をとれるように話をしてきました。
 実際、それを機に気持ちを入れ替え、人間的な成長が促され、競技力も飛躍的に伸びている部員もたくさんいます。
 それでも何度話しても、理解できない部員もいます。
 全体で話をしているときに、自分のことだと受け止めることができていないのが一番の要因です。
 今までの自分から想像できる範囲で成長してほしいわけではありません。
 今までの自分が嫌だから、成長したくて陸上部に入ってきたはずです。
 自分なりに少しずつ成長することをよしとするのではなく、
 自分の印象を180度変えるくらいの成長をしなければいけないのです。
 それは部活でも、日常生活でも、勉強でも同じです。
 陸上部で過ごす3年間で、競技で日本一になる人はいないと思います。
 でも、陸上で日本一になった人が必ずしもその後の人生で日本一幸せかというとそれはまた別の話です。
 陸上を通じて、人間的にも成長した人であれば、もちろん幸せになっています。
 きっかけなのです。
 自分を変えるための。
 幸せな人生を歩むための。
 そして、人は社会的な生き物。
 自分のためでは幸せになることができず、誰かのために自分の身を捧げることによってのみ幸せになることができるのです。
 全て個人よりチームが優先できるように。
 
2018年12月15日
 おはようございます。
 今日は高2だけでの練習でした。

 高2の特別講座で、OBOG講演会があり、陸上部から齋藤さん、飯盛君、奥野君、丸田さんが呼ばれ、齋藤さんだけ予定があったため部活にはこれませんでしたが、3人は部活に来てくれました。
 飯盛君は法政大学駅伝部の今年の箱根に関してのことを話してくれました。丸田さんは試合前、そして試合の日の心理について大学のスポーツ心理学ゼミで書いた卒論を元に話をしてくれて、奥野君は自分の走っている動画や駅伝などを見ることでモチベーションを維持することについて話をしました。
 丸田さんはつい最近3000で11分03秒というPBを出したことも話をしてくれました。この3人は大学でも競技を続けてくれました。
 この先は市民ランナー。丸田さんは早速1月、2月、3月とハーフマラソン、駅伝、フルマラソンにエントリーしているそうです。
 こんなうれしいことはありません。
 走ることは生き方そのもの。
 呼吸するように走り続けろ。
2018年12月07日
 おはようございます。
 済美での練習でした。

 雨による場所の変更となりましたが、結果として貴重な練習となりました。
 春まであと4カ月。
 4カ月でどれだけ成長できるか。
 毎回の練習がどれだけ大切か。
 時間があると思っている人と、時間がないと思っている人とでは使い方大きく変わります。
 今、この瞬間を大切になんて言っても、時間があると思っている人には通じません。
 人が本当に集中して全力を出せるのは週に2回くらい。
 1ヵ月に8回。4カ月で32回。
 そのうちの何回を笑顔で終えることができるだろうか。
 苦しい思いがしたい、
 そういう心境にたどりつくことができるかどうか。
 他の人と同じことをして、そうして安心している人では無理。
 いかに他の人と違う自分になるか、
 ただの雑用でさえその人がやると特別なものになる、
 そういう関わり方があらゆることに対してできるかどうか。
 走ることは体の変化ではなく、
 考え方を鍛えること。
 成長する4カ月に。
 
<練習ベスト更新者>
30
草野
50
☆瓜生
2018年12月06日
 おはようございます。
 試験開けの練習でした。

 まずは三鷹駅伝のあとの話から。
 三鷹駅伝翌日の月曜日、4区のサポートに入っていた女子部員が僕のところに来ました。
 「結子だったら、抜かしてたと思います。私の責任です。本当にチームに申し訳なく、悔しくてたまりません」
 そう言いながらポロポロ涙をこぼしていました。
 駅伝の借りは駅伝でしか返すことができない。
 この気持ちを忘れることなく、これからの練習を頑張るしかありません。
 「本当の意味でのチームにしたい」
 そう決意を述べていました。
 そうして迎えた今日。
 この2週間、勉強することと走ることを両立できたかどうか。
 1日走らないだけでも、心肺機能、筋力、接地のタイミング、走りの感覚、いろんなものを失います。
 試験は2ヶ月に1回やってきます。
 そのたびに後退していたら前に進むことはできません。
 食事をとらない日がないように、寝ない日がないように、走ることも生活の一部となるように。
 走ることを生活の一部とできるような普段の生活リズムの確立が必要です。
 呼吸するように走り、そして学ぶ。
 学ぶこともまた生活の一部となるように。
 試験前だけが特別な時間とならないように。
 日々、最善を尽くす。
 その時、目の前にあることから逃げずに、謙虚に向き合い続けること。
 高3で受験もしなければならないのに三鷹駅伝に出場すると決めた福島県のチームに僕達は負けたのだから。
 走ることに対する気持ち、
 勉強に対する姿勢、
 そして恐らく、自分の将来についてどれだけ真剣に考えているかという点でも。
 先送りにすることができない状況の中で、必死にもがく気持ちが人を強くするから。
 付属校という恵まれた環境の中でこそ、発揮できる力もあるはず。
 環境に甘えるのではなく、環境を活かすという考え方。
 走ることに100%集中しようと思えば、それができる環境にある。
 言い訳をしないこと。
 自分の弱さと向き合うこと。
 そして一歩先へ進むこと。
2018年11月25日
 おはようございます。
 三鷹駅伝の結果です→三鷹駅伝結果
2018年11月17日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 学校のHPに陸上部の記事が載りました。ご覧下さい。
 →学校HPへ
 あの日の感動を、受け継いだ想いを忘れてはいけません。
 短距離の4継も、同じだけの感動を生み出すことができます。
 そういう場面をこれまでも見てきました。
 今日の40秒間走では、成長した姿を見れました。悔しい想いをした部員もいました。
 すべてが都大会への夢へと繋がります。
 都大会への扉を開けたとき、きっと君達だけが感じることができる何かがあるはずです。
 大切なのは、ひたすら信じること。
 自分達ならできる、と。

 三鷹駅伝まであと8日。

<練習ベスト更新者>
40秒間走
女子☆北島
男子280M達成 箕浦、瓜生
2018年11月13日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝選考会でした。

駅伝選考会結果>
女子3000
2年 沢部 11分21秒18<三鷹駅伝選考会歴代記録更新>

女子2000
1年 梅澤 7分34秒70(初)
1年 狩集 8分12秒48(TTベスト更新)
2年 彩奈 8分23秒46(TTベスト更新)

男子3000
2年 福澤 10分04秒28(三鷹駅伝選考会歴代2位、TTベスト更新)
2年 瀬崎 10分05秒49(三鷹駅伝選考会歴代3位、TTベスト更新)
1年 大塚 10分12秒29(TTベスト更新))
2年 矢田 10分13秒79(TTベスト更新)
2年 福島 10分23秒29(TTベスト更新)
1年 本橋 11分27秒26(TTベスト更新))
1年 西川 11分38秒34(TTベスト更新)
1年 原口 11分38秒59(TTベスト更新)
2018年11月01日
 都駅伝選手紹介
 女子
 1区 1年 岩城
 歴代記録を更新し続けた半年間。足の痛みが出なければ1区の猛者ともいい勝負ができる。
 2区 2年 沢部
 新チーム副部長。誰よりも仲間を大切にする熱いハートで法政に流れを呼び込む。
 3区 3年 松井
 3年になってからの成長率ナンバー1。強さと自信を身につけ歴代最高の走りを見せる。
 4区 3年 三浦
 3年間の成長率ナンバー1。誰よりも努力した日々の最終章。
 5区 3年 松浦
 法政のエースであり続けた3年間。迷い探し続けた答えがそこにはある。

 男子
 1区 2年 川田
 夏合宿で走りきれなかったハーフマラソン。悔しさで見せた成長はチームのエースへと変貌させた。
 2区 2年 矢田
 成長の余白が一番大きい。都駅伝の中でどれだけ成長できるかがチームの順位を大きく変える。
 3区 1年 大塚
 恵まれた素質も怪我に泣かされた数ヶ月間。都駅伝を経験することでチームの柱に。
 4区 2年 福島
 努力が成長に繋がることを証明し続けた1年間。新チーム部長としての走りに気持ちがこもる。
 5区 1年 原口
 経験し、そこから何を学ぶか。自分のためだけでなく、チームのために走るとは。
 6区 2年 瀬崎
 調子の波が激しい。好調の時はチームナンバー1の走りを見せる。チームを一気に押し上げる。
 7区 2年 福澤
 目の前のことを1つ1つ誠実にやってきた。努力が裏切らないことを証明する時。

顧問からのメッセージ

都駅伝会場への行き方など
2018年10月31日
 おはようございます。
 駅伝前最後の練習でした。

 まずは今日という日を大きな怪我などなく迎えられたことを感謝します。
 天気にも、練習場所にも、そして保護者の方々のご協力にも恵まれました。
 去年は雨が続き、武蔵野体育館のランニングマシーンや、室内プールなどを使って練習したりもしました。
 今年は雨が降ることもなく、更に今日の時間割が土曜日時間割のおかげで、より回復に時間が充てられます。
 これで僕は何の言い訳もできなくなりました。
 考えた全てのことを実行した。結果が出なかったら、それは僕の計画が失敗だったということ。
 今日までよくついてきてくれました。
 3年生は、今、どんな気持ちですか。
 明日の選手発表がどうであっても、11月3日の結果がどうであっても、陸上部に入ってよかったと思える旅路であったことを祈ります。

 To meet is the beginning of parting.
 初めて会った日から、ずっとこの日が来るのをわかっていたし、目指してきました。
 ただ一つ、最後に君達が見たことのない景色を見せてあげたい。
 一生忘れることのできない景色が待っている。

 都駅伝前、全ての練習終了。
 都駅伝まであと3日。

<練習ベスト更新者>
200
箕浦
1000×2Max
松井、狩集、☆三浦、続池
VO2Max
10分到達
大塚、小雪、沢部、岩城、福澤、瀬崎、福島、川田
15分到達
☆松浦

 We are ready.
2018年10月29日
 おはようございます。
 今日は疲労回復練習でした。

 僕が教えている高2・高3選択講座でスポーツ心理学を学んでいる三浦さんが、今日授業で見た映像を他の部員にも話をしたらしく、部活が終わったら見たいというリクエストがありました。
 今の三浦さんに必要なものだったので、選んで見せたのですが、他のゼミ生も感動して泣いていました。チアの子達も、これまで陸上は個人競技だと思っていたけど、チアと同じチームスポーツだったと言っていました。
 陸上は自分の弱さとどう向き合うかというスポーツ。真剣に向き合えば向き合うほど、怖さも出てきます。一人でその闇と向き合っていく中で忘れがちなことが、その闇の先にある光だったり、横を見渡せば同じように不安を抱えながら前に進もうと努力している仲間たちやライバルたちの存在です。
 自分だけじゃない。
 才能がある人だってこんなに努力している。
 もともと速い人なんて存在しない。
 速い人には速いだけの理由がる。
 それは食事に気を付けることだったり、体重を管理することだったり、睡眠時間を確保することだったり、そのためにしっかり計画的に勉強したり、だらだら過ごす時間を削ることだったりする。
 そういう小さなことは見えづらく、勘違いする。
 あの人は速くていいなぁ。
 その勘違いを吹き飛ばしてくれるのが今日の映像でした。
 あれだけの努力を見せつけられて、自分のちっぽけな努力でくよくよ弱気になっている場合じゃない。
 やるっきゃない。
 それこそ、
 泣いても笑ってもあと1回。
 最後の練習が待っています。

 都駅伝まであと5日。
2018年10月28日
 おはようございます。
 第2回駅伝試走会でした。

 前回より本番の設定に近づけた試走会。
 都駅伝で何ができるか、それを確かめることができました。
 女子は4K区間歴代記録を更新する走り。
 男子も長距離区間で安定して走れることが確認できました。
 都駅伝に挑戦できるのは1年に1回、3年間で3回だけ。
 あれから1年。
 この挑戦ができることを待っていた期間は長く、
 自分の限界に挑戦し続けた日々はあっという間でした。
 
 次のポイント練が最後の挑戦。
 都駅伝まであと6日。
2018年10月08日
 おはようございます。
 都駅伝選考会でした。

 〈都駅伝選考会〉
 女子5000
 1位 1年岩城 19分40秒74<歴代記録更新>
 2位 2年澤部 19分59秒59<歴代記録更新、PB更新>
 3位 2年小雪 20分04秒60<歴代記録更新、PB更新>
 4位 3年松浦 20分10秒56(PB更新)
 5位 3年三浦 20分44秒14
 6位 3年松井 20分59秒58(PB更新)
 7位 1年未来 23分08秒12
 8位 2年彩奈 23分14秒87
 9位 3年山本 23分50秒57

 男子8000
 1位 2年川田 30分13秒25
 2位 1年大塚 30分15秒03
 3位 2年福島 30分25秒52(PB更新)
 4位 2年福澤 30分36秒32(PB更新)
 5位 2年矢田 30分50秒60
 6位 2年瀬崎 31分09秒57(PB更新)
 7位 1年西川 32分03秒05

 女子は3人が歴代記録更新。
 男子も30分台で5人が走りました。
 歴代最強と言われてきた女子チームはもちろんのこと、男子の成長が止まりません。
 ここから先は想いの強い者だけが勝ち残るステージ。
 毎年、都駅伝当日には都駅伝に対する想いがツイートされますが、
 心に残っているものがあります。
 
 3年間ずっとこの舞台に立ちたいと心の底から願って
 努力したけれども立てなかった舞台。
 今日走る人たちは、苦しい場面もあるだろうけど、
 出たくて、出たくてたまらなかった自分のような人がいたことを忘れないでほしい。
 その苦しさを味わいたかったけど、叶わなかった人の分まで背負って、
 死ぬ気で走れ。

 東京50傑に入る力を持っていても、仲間が揃っていなかったら出場さえできない。
 走ることと純粋に向き合ってきた人たちにとっての夢の舞台。
 都駅伝で走りたい、
 その気持ちが強い人が勝ち取る権利。
 そして、走れなかった人の分まで走る義務。
 勝負するか、
 諦めるのか。
 都駅伝までもう待ったなし。

〈練習ベスト更新者〉
50
草野、瓜生、木村、☆清水、関根、大島

2018年10月03日
 おはようございます。
 井の頭公園競技場での練習でした。

 都駅伝まであと1ヵ月。
 このタイミングで僕が走り始めたきっかけとなった三浦しをんさんの「風が強く吹いている」のアニメも始まりました。
 不思議な運命を感じます。
 心の中だけで願っていてはいけない
 願ったことは口にすること
 そうして積み重ねた言葉が、現実へと変わっていくのです。
 僕がこの作品を初めて読んだのは、2006年11月。
 あの頃の自分からは、今の自分は決して想像できていませんでした。
 高校時代の自分の校内マラソン記録を越えたいと始めた朝練が、
 いつしかフルマラソンで国際レース出場資格まで届き、
 何もできなかった硬式テニス部顧問が、
 部員にトレーニングを指導するようになり、
 山中湖ランニングという伝統を生み出し、
 2011年から陸上部顧問になり、
 4、5人しか集まらない部活とも呼べない状態のものから、
 気づくと40人を超える部活へとなっていました。
 目標は口にすること、
 遠回りなことでも、
 小さなことでも、
 目の前にあることを1つずつクリアしていくこと。
 その積み重ねが自分を変え、
 自分の周りに集まる人を変えていく。
 そうやって集まった「本気」のメンバーの集まりは、
 チームとなり、
 先輩から後輩へ、
 喜びも悔しさも受け継いでいく。
 紡いだ絆は、夢を目標とへ変えていく。

 都駅伝まであと1ヵ月。
2018年09月28日
 おはようございます。
 今日は駅伝選考会でした。

<駅伝選考会>
男子5000
 2年 瀬崎 18分02秒70(PB更新)
 1年 大塚 18分12秒06(PB更新)
 2年 川田 18分16秒48(PB更新)
 2年 福澤 18分22秒66(PB更新)
 2年 矢田 18分49秒46(PB更新)
 2年 福島 18分53秒78(PB更新)
 1年 原口 20分49秒80

女子3000
 1年 岩城 11分02秒14(TT歴代1位、PB更新)
 3年 松井 11分16秒07(TT歴代2位、PB更新)
 3年 三浦 11分22秒70(TT歴代3位、PB更新)
 3年 松浦 11分25秒78(TT歴代4位)
 2年 沢部 11分32秒42(PB更新)
 2年 小雪 11分41秒33(PB更新)
 1年 続池 13分03秒37
 1年 狩集 13分14秒84(PB更新)
 3年 山本 14分02秒62
 
 2014年、丸田さんたちがいた頃の代が初代の最強世代。
 その頃描いていたのが、11分30秒を切るメンバーが3人揃えること。
 あれから4年。
 今の3年生達の代から始まった第2章。
 夢だったことが現実になりました。更に予想を越えて。
 丸田さんたちの代も必死の想いで毎回の練習を頑張っていました。
 積み重ねた努力の量が、結果と比例するのが長距離。
 歴代最強世代となったのは、積み重ねた努力の量がこれまでを大きく上回ったから。
 今回の選考会で花開くことができなかった人も忘れないでほしい。
 結果ではなく、積み重ねた努力で誰にも負けないこと。
 誰よりも努力した、その事実が自分を変え、人生を変えるものになっていく。
 そういう瞬間を共にできる人がそばにいることは幸い。
 友達
 ではなく、
 仲間。
 かけがえのない財産。

2018年09月23日
 おはようございます。
 今日は新人都大会でした。

都新人結果
都新人の様子

 1年の岩城さんが高い壁に挑みました。
 2分22秒を目指してやって来ましたが、惜しくも及ばず。
 1周目の200-400のところで遅い選手のペースに巻き込まれてしまった部分が反省点でした。
 そのポイントだけ予定していたペースから外れてしまい、22秒が出ませんでした。
 来年は17秒を切れる力を持ってここに帰ってこよう。
 法政高校初の都大会決勝へ。


2018年09月17日
 おはようございます。
 東大和南公園にて練習しました。

 他の強豪校も遠くからやって来ていました。
 みんな想いは同じ。
 自分の可能性を信じて、限界に挑んでいます。
 昨日、マラソンの世界記録が更新されました。
 2時間1分36秒、100m17.2秒のペースです。
 人の可能性はそこまで進化できるのかと、勇気をもらえました。
 自分にはできないこととぶつかった時、人の価値がわかります。
 無理だと嘆いて終わるのか、
 目を光らせてもう一度、と挑戦するのか。
 馬鹿だと言われるくらい、夢見がちであっていい。
 夢のある毎日の方が、きっと幸せだから。

<100加速TT>
2年 箕浦 10秒87
1年 瓜生 10秒99
1年 佐藤 11秒95
女子
1年 野口 13秒41
1年 大島 13秒52
1年 北島 14秒07
1年 岩城 14秒41
1年 杉山 14秒45

<練習ベスト更新者>
5000.3000.1000
福澤、☆瀬崎、福島、川田、
3000.2000.1000
彩奈、松浦
2018年09月15日
 おはようございます。
 今日は済美山競技場にて練習でした。

 松井さんが昨日、あと22回だと言っていました。
 都駅伝まで、3年生にとっての最後のレースまであと22回。
 その一回、一回を大切にしたい、そういう気持ちが3年生からは伝わってきます。
 そしてその気持ちを共有する2年生。
 女子にとっては歴代最速はもちろんのこと、都ベスト16を目指す最高のチャンス。
 男子にとっても、昨年とは全く違ったチームになったことを証明するチャンス。
 そのひたむきな想いがわかるだけ、夢だったことが実現するよう願うばかりです。
 
 都駅伝まであと21回。



2018年09月02日
 おはようございます。
 新人都大会支部予選二日目でした。

2日目の結果
2日目の様子

 女子800は最初から雨。久しぶりに感じる肌寒さの中でのレース。岩城さんがみごと予選を突破。
 男子800はレース前のプランが全然ダメでした。レースに備えることの意味をきちんと理解してほしいと思います。
 女子800決勝。周りはほとんど2年生という中で、周りが速い飛び出しになること、それに巻き込まれず、26秒を切るペースだけ考えて走るよう伝えました。それでも最初の200が少しオーバーペースになりましたが、ラスト200での追い上げで見事6位入賞、都新人出場を決めました。 最初の200を予定通り行けていたら25秒台は出ていたと思うので、確実に25秒の力はついています。レースの展開の仕方も、周りが飛び出す中で抑えることは勇気がいることですが、完璧なコントロールでした。自分を信じる強さがあります。

 都大会出場を決めた他校の部員たちも、陸上を始めた日、自分なりに工夫して練習ベストを出せた日、最初の大会、小さな成功の積み重ね、決勝まであと1秒での敗退、そうしたことを順番に経験しています。
 その先に決勝で思うような順位で走れない悔し涙を流し、誰よりも練習して、次のレースで勝てるようになる。
 そうした経験を中学の頃にしている人と、これから経験しようとしている人とでは同じ練習をしていても、同じ効果にはならない。
 その差は大きい。
 結局全て心が先。
 人生はそれぞれの局面でしか経験できないことがある。
 高校生でしか辿り着けない場所がある。
 負けたくないという気持ちを持って頑張った人だけが見られる景色へ。


2018年09月01日
 おはようございます。
 新人都大会支部予選初日でした。

初日の結果
初日の様子

 1500M男子はそれぞれベスト更新のためにもう少し事前の計画が必要でした。法政での練習をより意識して本番で活かすことができたらもっとタイムも出せたはずです。
 男子100では草野君、箕浦君が11秒台のベストを更に縮めました。課題を探し、解決方法を仮定し、実践してみる。その繰り返しが生んだ結果です。
 女子100では不正スタートの失格がありました。音を聞いて反応して出る、練習からずっとやっていることです。
 男子400は、順調に走り方が進化しています。来年は勝負できます。
 女子1500M、岩城さんが設定通りの走りを見せ、ラスト上げて10秒切り達成。未来さんも、自己ベストを10秒更新。
 男子4継は3年生が抜けた中、順調にベスト更新。秋季大会ではまだタイムを伸ばせます。女子4継は、まずは53秒を切ること。そこからしか何も始まりません。
 
 自分との戦いに勝ち、小さな成功を積み重ねる。
 次はプライド持って戦えるように。

2018年08月24日
 おはようございます。
 今日は私学大会3日目でした。

3日目の結果
3日目の様子

 関西を通過している台風の影響で風の強い日でした。
 短距離は向かい風5Mという難しい状況でのレース。
 女子200Mは1年生が挑戦、難しい状況でよく走れていました。
 男子200Mでは大山君がラストレース。短距離をずっと引っ張ってきました。練習以外での努力も人一倍やってきました。
 それでも届かないのは、才能なのか、余白を埋められなかったのか。
 努力してると言えるうちは、本当の努力ではない。
 家で勉強の合間に横になってくつろぐのか、体幹トレーニングをするのか
 菓子パンを選ぶのか、ヨーグルトを選ぶのか
 ケータイゲームをするのか、寝るのか
 日常何度も訪れる数々の選択肢に対して
 呼吸するかのように
 陸上にプラスになることを選び続ける
 呼吸のような努力
 悲壮感もなく、ただひたすら自分の可能性に賭ける日々
 気持ちはいつだって試合前
 次のレースがラストレース
 そういう人だけが見られる景色がある
 三浦さんが言った「夢が目標に変わる瞬間」
 それを僕らは呼んでいる
 Seize the dayと。
 3000M女子、澤部さんは惜しくも9位。
 忘れてはいけない。
 自分のなりたいものと、そのために払わなければならない代償を。
 夢は必ず叶う。
 平凡な才能しか持ち合わせていない自分だけど
 叶わなかった夢はないから
 呼吸のような努力と
 Seize the day
2018年08月23日
 おはようございます。
 今日は私学大会2日目でした。

2日目の結果
2日目の様子

 まずは100女子、3年の河野さんのラストレース。
 周りが辞めていく中で、一人部活に残りました。
 部活からの帰り道なども自然と一人になってしまうこともあったと思います。
 そういう寂しさに負けず、3年生がいる部活の姿を後輩にきちんと伝えてくれたことに感謝しています。
 男子の方は山口君が3年生として走りました。怪我の影響で思うような走りはできませんでしたが、3年間続けたからこそ見られる景色は見えたでしょうか。
 そして女子800。三浦さんは1年生の時、走り方自体がおかしくて、最初のレースは2分53秒からのスタートでした。中学の頃から勉強も真面目にコツコツとやっていたと聞いていたので、必ず速くなるとは思っていましたが、ベスト更新11回、最後は2分30秒で走れるようになりました。
 松浦さんは部長として、そしてエースとして陸上部を引っ張って来てくれました。もともとは弱い部分も持っているので、競技のことも、部活のことも迷いながら進んできました。
 3年間、トラックと向き合い続けた想い、何度も跳ね返されたこと、見られた自分だけの景色、忘れないでほしいと思います。
 そして3年中長はいよいよ駅伝。
 一片の後悔も残らないように、攻めて攻めて攻めまくる練習に切り替えていきます。
2018年08月22日
 おはようございます。
 今日は私学大会初日でした。

初日の結果
初日の様子

 大会初日は400で佐久間くんが先週のタイムを大幅更新。
 前半、後半の力の使い方を上手く身につけてくれました。
 男子1500は先週を上回る走りにはならず。
 走り自体は悪くなかったです。
 そして4継。
 女子は前の組で不正スタートがあり、失格を目にして固くなっていた部分があると思います。
 そうしたことも全て経験。
 練習では得られないことです。
 男子4継も夏合宿から取り組んだアンダーハンドパスをものにしてきました。
 男女ともに新チームベストではありますが、私学大会で通用しなかったことも事実。
 1人0.5秒の成長ができれば、男子は歴代最速。
 先輩の想いを受け継いで、次の世代が背負ってもらいたいと思います。
 最後は女子1500。
 1年の岩城さんと3年の松井さんが同じ2組。
 持ちタイム的には岩城さんが速く2周目にはトップに出ましたが、松井さんも上げていき2位。場内アナウンスでも1位法政岩城さん、続いて2位法政松井さんと流れました。
 思い出すのは2年前の私学大会。あの時も、法政が1.2フィニッシュしました。4組1位松井さん、2位山本さん。
 2年の歳月が過ぎ、今年は2組でこのようなレースが出来たこと。
 そこには松井さんの3年分の想いがありました。
 法政で初めて陸上と出会い、迷いながら、前に進めなかった日々もありました。
 If you can’t fly, then run.
 If you can’t run, then walk.
 If you can’t walk, then crawl,
 but whatever you do, you have to keep moving forward.
 飛べないなら走れ
 走れないなら歩け
 歩けないなら這え
 何をしようとも、前に進み続けること
 ーMartin Luther King Jr.
 もがいたものだけが見られる景色がある
2018年08月17日
 おはようございます。
 多摩大会2日目です。

2日目の結果
2日目の様子

 1年の岩城さんが都選抜標準タイムをクリアしました。
 そして8位入賞。
 同じ1年の続池さんも2分40秒を出しました。女子中長チームは3年の強さが2年、そして1年へと着実に受け継がれています。
 男子中長は3年がいない中、この大会で駅伝に繋がる走りを見せました。
 短距離女子は2年不在という難しさを1年の中からリーダーシップを発揮するメンバーが出てこれるかどうか、男子短距離は声を出して引っ張っていく力が2年にあるかどうか、そこがこれから乗り越えていかなければならない課題です。
 陸上はタイムで自分の成長が確認できるスポーツ。
 個人のタイムも、チームとしてのタイムも、人間的成長によって上げられるスポーツ。
 意識は、本人が変わろうと思った瞬間から変えられる。
 今回の悔しさで変わるのか、また同じ想いをしたいのか、決めるのは自分。
 私学大会は毎年、法政高校陸上部にとって忘れられない名勝負を生んできました。
 誰もが経験できるわけではない、特別な時間を1人でも多くの部員が経験できるように。

2018年08月16日
 おはようございます。
 多摩大会初日でした。

初日の結果
初日の様子

 チームに少しずつ火が灯り始めています。
 今日は短距離では大島さんが野口さんに続く1年女子2人目となる14秒台、男子も新ブロック長の箕浦君が11秒台に入りました。中長では女子の安定的な強さと同時に男子がチームとして強くなりました。新部長の福島君が1周目最後尾からイーブンペースで刻み最後は6着、新ブロック長の福澤君も最後尾からラストはトップで帰ってきました。福澤君と同じ組には矢田君、瀬崎君もいましたが、3周目は3人で先頭を形成していました。久しぶりに見る景色にとても興奮しました。
 夏合宿が特別だったことを証明してくれました。
 同時に新チームになったことでいい加減になってしまった部分もあり、そこは喝を入れました。
 役割を仕事だと思ってこなすのか、それに心を注ぐのか。
 面倒くさいと思って何の工夫もせず、考えず雑にやれば雑用。
 そこに心を込めて丁寧にやれば、相手の心にも届きます。
 法政高校陸上部は陸上を通じて人間的成長をする場所。
 昨日より今日、そして今日より明日。

2018年07月27日
 おはようございます。
 済美競技場での選考会でした。

 今日の選考会に向けて緊張したり、食事を気を付けたり、9時には寝るようにしたり、やってきたこと全てが結果以上に自分のことを成長させてくれます。
 どれだけ収穫できたかではなく、どれだけ多くの種を植えることができたか。
 できなかったことではなく、
 できたことを見つけられるかどうか。
 悔しさと、自信と。
 次への一歩につながるように。

<都新人選考会&TT>
800女子
1年 岩城 2分27秒59<法政高校女子TT記録更新>
1年 続池 2分45秒76
800男子
2年 川田 2分18秒85
1500女子
1年 仮集 6分43秒11
1500男子
2年 福澤 4分41秒69(PB更新)
2年 矢田 4分45秒28(PB更新)
2年 瀬崎 4分51秒78
2年 福島 4分55秒21
1年 西川 5分14秒16
1年 原口 5分19秒76
3000女子
2年 澤部 11分54秒13
2年 小雪 11分56秒24
3000男子
1年 大塚 11分30秒66
100男子
1年 佐久間 11秒86(PB更新)
2年 箕浦 12秒03
3年 大山 12秒19
2年 草野 12秒21
1年 瓜生 12秒38
3年 山口 12秒39
3年 田所 12秒55
1年 佐藤 12秒88
1年 木村 13秒29
1年 清水 13秒50
1年 関根 13秒68
100女子
3年 河野 14秒21
1年 野口 14秒29(PB更新)
1年 大島 14秒72
1年 北島 15秒07(PB更新)
1年 杉山 15秒30(PB更新)

<都新人支部予選>
100男子
2年箕浦、草野 1年佐久間
100女子
1年野口、大島、北島
4×100R男子
2年箕浦、草野、1年佐久間、瓜生、佐藤、木村
4×100R女子
1年野口、大島、北島、杉山、鈴木、畑
400男子
1年佐久間
800男子
2年川田
800女子
1年岩城、続池
1500男子
2年福澤、矢田、瀬崎
1500女子
1年岩城、狩集
3000女子
2年沢部、小雪
5000男子
1年大塚、本橋、西川
2018年07月05日
 おはようございます。
 今日からまた練習です。

 7月になりました。
 3年生にとっては最後の夏が始まります。
 新しいことと出会うほど人は時間を長く感じます。新しいところに出掛けたとき、行きよりも帰りの方が短く感じるのも、同じ道を通ることで慣れてしまったことに対して時間を短く感じるのです。
 新しい刺激と出会うと人の脳は細切れに情報を処理するため、時間が長く感じるのです。
 人が交通事故にあったときにスローモーションのように感じるのも、この働きのためです。
 これからの時間が、濃密で長い時間と感じるか、これまでの繰り返しであっという間に感じるか、
 それは君たちの陸上との向き合い方次第です。
 Seize the Day
2018年06月22日
 おはようございます。
 私学大会選考会でした。

 部内での真剣勝負が終わりました。
 今年から短距離の人数も増え、選考会が激しさを増しました。
 これまで中長が駅伝の選考で涙を流す場面は見てきましたが、短距離でそういう場面を見るとは思いませんでした。
 つらいことも含めて、成長です。
 個人競技で競いながらも、チームの成長を願う。
 選ばれた選手は、出られない選手の気持ちも考える。
 出られない選手は、出場する選手の力になるように考える。
 人は、自分のために何かをする時ではなく、誰かのために何かをするときに最高の力を発揮することができ、そして幸せだと感じるから。
 同時に、1・2年は次の戦いに備えること。
 最初から負けることを良しとするのではなく、負けたら悔しい、負けたくない、という気持ちを強く持つこと。
 それはスポーツをする上で、一番最初に求められる才能だから。


<選考会>
男子100
2年 箕浦 11秒57(PB更新)
3年 山口 11秒70(PB更新)
2年 草野 11秒82(PB更新)
1年 佐久間 11秒88(PB更新)
3年 大山 11秒94
1年 瓜生 12秒05(PB更新)
3年 田所 12秒18(PB更新)
1年 佐藤 12秒44(PB更新)
1年 西川 12秒78(PB更新)
1年 木村 12秒98(PB更新)
1年 関根 13秒64

女子100
1年 大島 14秒62(PB更新)
1年 北島 15秒28(PB更新)

男子200
2年 箕浦 24秒54
1年 佐久間 24秒95
3年 大山 25秒28
1年 瓜生 25秒63
3年 山口 25秒93
1年 木村 27秒52

男子800
2年 川田 2分18秒22(PB更新)

女子800
3年 松浦 2分29秒46(PB更新)
3年 三浦 2分34秒11
1年 続池 2分45秒65

男子1500
2年 福島 4分38秒00(5月TTからPB20秒更新)
2年 福澤 4分41秒81(5月TTからPB28秒更新)
2年 瀬崎 4分47秒71(PB更新)
2年 矢田 4分50秒67
1年 原口 5分16秒84(5月TTからPB22秒更新)

女子1500
1年 岩城 5分19秒18(5月TTからPB15秒更新)
3年 松井 5分24秒65(3月TTからPB20秒更新)
1年 狩集 6分34秒66(5月TTからPB22秒更新)

女子3000
2年 澤部 11分45秒14
2年 小雪 11分46秒74
2年 彩奈 13分13秒79

男子5000
1年 大塚 18分48秒02

私学大会出場選手
男子100
2年 箕浦
3年 山口

女子100
3年 河野
1年 大島

男子200
2年 箕浦
3年 大山

女子200
1年 野口
1年 北島

男子400
1年 佐久間

男子800
2年 川田

女子800
3年 松浦
3年 三浦

男子1500
2年 福島
2年 福澤

女子1500
1年 岩城
3年 松井

女子3000
2年 澤部
2年 小雪

男子5000
1年 大塚

男子4継
3年大山、3年山口、2年箕浦、2年草野、1年佐久間、1年瓜生

女子4継
3年河野、1年大島、1年野口、1年北島、1年杉山、1年鈴木

2018年06月19日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 今日は学校のルールについての話から始めました。
 みんなで守ることでお互いの信頼関係を築けること。
 ラスト1本という苦しい時に頑張れるかどうかは、日頃楽な方へ逃げない習慣を持つことから始まること。
 チームとグループの違いについて。
 法政高校陸上部が君たちにとって特別な場所となるためには、それだけの想いを日々込めていかなければいけません。
 陸上部が大切な人と、陸上部も大切だと思っている人とでは、成長速度も、結果も大きく変わってきます。
 陸上以外に興味があり、その興味の対象が大きければ大きいほど、陸上の結果は出なくなる。
 スポーツ心理学では統計で明らかになっていることです。
 走ることにどこまで集中できるか。
 走ることに青春の全てを捧げたと言い切れるかどうか。
 一流になれるかどうかのラインは、そこにある。

 私学大会選考会まであと3日。
 
<練習ベスト更新者>
600
☆三浦
200
川田
1000+500
瀬崎、福島、☆福澤、松井
2018年06月12日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 雨も最初は降っていましたが、練習していると止みました。
 これからの季節は雨の中でも練習していくので、着替えなどしっかり準備しておきましょう。
 今、怪我をしていて練習できていない人は非常に悔しい想いをしていると思います。
 僕も走り始めたときは、たくさん怪我をしました。
 腸脛靭帯炎、シンスプリント、足底筋膜炎、スピードがついてからは、ハムストリングスの肉離れ、距離を伸ばしてからは足の甲の疲労骨折。
 しかし、そのたびに自分で調べて自分で治しました。
 大切なのは、なぜそうなったのか、理由を知ることです。
 そのうえで、どうすれば治るのか、同時に、どうすれば二度とならないですむのか、
 それを調べることです。
 人から教えてもらうのは簡単ですが、抜けていくのも簡単です。
 でも、自ら求め、教えてもらったことは、一生残ります。
 僕が部活で教えているトレーニングやストレッチは、そうした僕の悔しい気持ちの結晶です。
 だから、僕は毎日、全てやっています。
 やらされるのか、自らやりたいのか、同じことをやっていても、その意識の違いだけで怪我を防止できたり、できなかったりするのです。
 毎日、楽しく走れたらいい。
 でも、そのことが一番難しい。
 疲労がたまれば、走っていても楽しくはないし、怪我をしていたら走れない。
 適当に練習していれば怪我はしないかもしれない、でも成長もしない。
 一生懸命取り組んで、その上で自分の体を大切にすること。
 体からのサインを見逃さず、過信せず、休むときはしっかり休むこと。
 陸上は1mmずつ積み重ねていくしかないスポーツ、だということを一日も早く実感できた人だけ次のステージに挑戦することが許されるスポーツ。

<練習ベスト更新者>
4321
3種目更新 ☆松浦
2種目更新 松井、三浦
2018年06月09日
 おはようございます。
 今日はOBOGが大集合でした。

 2013年・14年に高3だった代が集まりました。
 当時から本当に仲の良い先輩後輩関係でした。
 大学に行ってからも、変わらずキャンパスであったら声を掛け合い、元気をもらう。これも高校からの絆のなせる業。
 2013年の部長だった都築君は、7月からいよいよパイロットです。夢を叶えました。当時から意識が高く、自主練も一番やっていました。
 同じ代の岩井君は世界を股にかけての大冒険。一つ下の代の部長だった松野さん、エースだった三角さん。
 みんな高校時代から努力家で、才能にあふれていました。
 岩井君、松野さんは大手企業への就職を決め、三角さんは着々と薬剤師への道を進んでいます。
 大学に行き、変わってしまう人が多い中で、あの頃のままの君たちを見ることができたのは幸せです。
 教育実習も今日で終わり。飯盛君、奥野君、真椰さん。まさかこんなに大集合だとは思いませんでした。
 離れていても、心は一つ。
 あの時、送った言葉が実感となって帰ってきました。
 これからまた、それぞれが、それぞれの道を歩んでいきます。
 何か上手くいかないことがあったら、いつでも帰ってくればいい。
 あの頃の君たちが、今日もまた走っているから。

<練習ベスト更新者>
150後半走
大山、☆山口、田所
2018年06月03日
 おはようございます。
 学年別大会2日目です。

学年別大会2日目結果
2日目の様子


 3年生の松浦さんが800で表彰、そして1年生の岩城さんが1500で1年生都大会を決めました。
 岩城さんの走りは、今まで見た中でも強烈な印象を残すレースでした。
 設定は都大会ラインになる5分20秒。
 それでも練習の時はまだそこまでは到達していなくて、挑戦的な意味合いが強い設定でした。
 3周目までは設定を少しオーバーしてしまうペースで、やっぱりきつかったかな?と思っていました。
 ところが、ラストスパートの指示を出していたラスト300M。
 尋常ではないスピードで前の選手を抜かしていく圧倒的な走り。
 見ていた他の部員も、法政にプライドを感じさせられる走りだったと言ってました。
 岩城さんの中学の持ちタイムからすると、まだまだここから先は長いですが、今年の1年生は短距離も中長も可能性溢れる部員ばかりです。
 そこに歴代最強と言える3年生と、目覚め始めた2年生。
 私学大会では、名実ともに最強のメンバーで勝負をしたいと思います。
 あと2ヶ月。
 本気で1秒を削り出そうと思ったら、あっという間。
 走るのが好きな人から、陸上選手に変わる時。


2018年06月02日
 おはようございます。
 学年別大会初日です。

学年別大会初日結果

 今日は授業があるため、もう一人の顧問に引率してもらいました。
 タイムでしか見れませんが、この1ヵ月、この日のために努力をした人は結果を残せています。
 陸上は走る前に結果が大体わかってしまうスポーツ。
 やってみるまでわからない、という球技系のスポーツとはそこが違います。
 冷酷なスポーツ。
 同時に、努力した人には誰に対しても平等に結果が与えられるスポーツでもあります。
 そういうところが、勉強と非常に似ていると思います。
 コツコツとやった者勝ち。
 僕のような才能を持ち合わせていない人間にとっては、希望のスポーツ。
 今日のために準備できた人、できなかった人、それぞれにとって次につながる経験になるかどうか。
 経験は、想いなくして積むことはできず、達成感、悔しい想い、どちらであっても深く心に刻んだ人だけが、「大切な経験となった」と言えるのです。
 大会のために準備して、良い結果を出したいと心から願って、結果を受け止めて、そうした初めて経験となるのです。
 明日はいよいよ、3年が出場します。
 1、2年生達は、自分たちの1年後、2年後を想像しながら応援すること。

 3年は自信を持って、法政の走りを見せつけること。
2018年05月24日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 僕は中学の授業のため、植竹先生に行ってもらっての練習。
 おかげで武蔵野陸上競技場で練習することができました。
 練習を見ることができないのは非常につらいことですが、与えられた環境の中でできる最善を尽くすのみです。
 走りを見ていないので、結果から想像することしかできませんが、走ることと、勉強すること、その二つをきちんと両立できましたか?
 社会に出たら、働くこと、家庭、趣味、その上で自分のスキルアップのための勉強会に行ったり、今よりもっといろんなことをバランスよくやっていかなければいけません。更にそういう状況に追い込まれたときに、それを楽しめるかどうかです。
 嫌だ嫌だと思っていたら体が疲れるだけでなく、心もストレスで疲れてしまいます。
 同じことをやっていても、それを楽しむ方法を見つけることができたら、不思議と疲れることなく、その瞬間を精一杯楽しむことができます。
 僕は高校時代も、受験勉強と、部活動、その上に柔道の朝練、全国ディベートコンテスト、世界MESEコンテストなど、与えられたチャンスには全て挑戦してきました。
 そうした時間があったからこそ、今でも勉強しようと思えるのだと思います。
 1年生の時、頑張ろうと思ったのにできなかった。
 そういう自分が悔しくて、勉強との合間に時間を見つけて練習をほんの少しだけでも継続できた人とそうでない人の違いはタイムがはっきり教えてくれます。
 陸上は正直なスポーツ。
 自分が頑張っていないのに、信じられない良い結果が待っていることは決してなく、
 頑張ったら頑張った分だけ、必ず何らかの形となって君たちの前に表れてくれます。
 こんな自分でも、やればできるのだと教えてくれた陸上に僕は感謝しているし、
 夢は諦めない限り必ず叶えられると信じています。

<練習ベスト更新者>
1000×2
☆福島、以下初、岩城、続池、狩集
1000×3
☆小雪、以下初、本橋、大塚
400×2
☆松浦
2018年05月11日
 おはようございます。
 今日はTTでした。

 1年生にとっては初めてのTT。
 陸上というスポーツがどういうスポーツなのか、実感する日。
 スタートラインに立つまではいろんな不安と戦わなければいけません。
 自分の努力が本当に足りていたのか。
 自分にできるのか。
 逃げてしまえばこんな恐怖と戦わないで楽に過ごすことができる。
 走っている人を見ている分には別に苦しくも何ともない。
 でも、本当にそうなのか。
 目の前で仲間が一生懸命頑張っている姿を見て、苦しくならないだろうか。
 同じ苦しさでも、意味が違う。
 自分はたった一回の人生、主役でありたいと思う。
 自分の弱さと向き合い、スタートラインに立った人すべてが勝者。
 それが陸上。

<男子100>
 3年 大山 11秒88(PB更新)
 2年 箕浦 11秒93(PB更新)
 2年 草野 12秒13(PB更新)
 1年 瓜生 12秒33(初)
 3年 山口 12秒39
 1年 佐久間 12秒60(初)
 3年 田所 12秒70(PB更新)
 1年 佐藤 12秒71(初)
 1年 西川 12秒96(初)
 1年 関根 13秒44(初)
 1年 木村 13秒48(初)

<女子100>
 3年 河野 13秒74(PB更新)
 3年 浅見 13秒97(PB更新)
 3年 藤森 14秒42
 1年 野口 14秒87(初)
 1年 大島 15秒45(初)
 1年 北島 15秒71(初)
 1年 鈴木 16秒56(初)
 1年 杉山 16秒62(初)
 1年 畑 17秒22(初)

<男子200>
 3年 大山 22秒73(PB更新)
 3年 山口 22秒80(PB更新)
 1年 瓜生 22秒95(初)
 1年 佐久間 22秒96(初)
 2年 草野 23秒37(PB更新)
 2年 箕浦 23秒57(PB更新)
 1年 西川 25秒17(初)
 1年 清水 26秒17(初)
 1年 関根 27秒32(初)

<女子800>
 3年 松浦 2分29秒51(法政女子TT記録更新)
 3年 三浦 2分32秒88(PB更新)

<女子1500>
 1年 岩城 5分34秒55(高1初TT歴代記録更新)
 1年 続池 6分20秒66(初)
 1年 狩集 6分56秒39(初)

<男子1500>
 2年 福島 4分57秒37(PB更新)
 2年 川田 4分58秒97
 2年 福澤 5分09秒10
 1年 大塚 5分16秒19(初)
 1年 原口 5分38秒47(初)
 1年 本橋 5分42秒80(初)
 

<女子3000>
 2年 沢部 11分40秒31
 2年 小雪 11分41秒47(PB更新)
 3年 松井 11分49秒15(PB更新)
 2年 彩奈 12分55秒38(PB更新)

<男子5000>
 2年 矢田 19分26秒33
 
2018年04月23日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 総体支部予選が終わりました。
 味わった悔しさと、これからの自分に対する希望、その両方を持っていなければなりません。
 レースまで時間がある分、思いきった挑戦ができる時期。
 いつまでも自分の枠の中で留まっていては新たな景色は見えてこない。
 一歩踏み出すことで失敗することもある。
 失敗することを恐れてはいけない。
 それは新しいことに挑戦した証だから。

 そして一年生へ。
 部則を読んで、それでも陸上部に入ろうと思ってくれた君たちとの出会いにまず感謝。
 これから見ることになる様々な景色が、君たちにとって忘れられない大切なものとなることを願っています。
 今の僕があるのも、高校時代の部活動のおかげだから。
 何年たっても色あせることなく、力を与えてくれるような、そんな忘れられない景色が訪れるますように。
 いよいよ始まる、高校の部活動。
 3年間という限定つきで、誰もが夢を見る権利を与えられた特殊な時間。
 青春の煌き。
 Seize the Day.

2018年04月22日
 おはようございます。
 総体支部予選二日目です。

 →総体支部予選2日目結果
 →2日目の様子

 またしても跳ね返されました。
 超えられないのは身体的な壁ではなく、気持ちの部分。
 負けることを受け入れてしまってはいないか。
 結局一番努力した人が一番速い、
 ならどうしてその努力ができるのか。
 努力できることを才能というのであれば、自分は才能がないのかもしれない。
 でも、本当にそうなのか。
 いつだったか思い出せないけど、自分ならできると信じて最後まで頑張った思い出はないか。
 あの時の自分はなぜ頑張れたのか。
 そこに懸けた想いがあったはず。
 小さな努力を積み重ねよう。
 その努力はいつか、壁を突き抜ける力となる。
 その先の景色をみんなで見たいと思うから。
2018年04月21日
 おはようございます。
 総体支部予選初日です。

 →総体支部予選初日結果

 なりたい自分の姿はあるのに、そこに到達できないことはつらいことです。
 僕の場合、唯一家族が見に来てくれたレースの時に、意識を失いました。
 その時の情けなさ、悔しさは翌年同じレースで初めてのメダルを与えてくれました。
 レースに出たことで自分の今の立ち位置を突きつけられ、納得がいかないならもがくしかないのです。
 まだまだ自分はこんなものじゃない、
 そう思ってもう一度挑戦する勇気があるかどうか。
 そんな強い人間に
 自分がなれたかどうか。
 挑戦する限り、失敗するか、成功するかのどちらか
 成功するする可能性が50%ある
 挑戦しなければ、成功する可能性は0
 明日何が起こるかは誰にもわからないけど、
 挑戦する自分がいるかどうかは自分で決められる。
 総体支部予選、2日目が始まります。
2018年04月20日
 おはようございます。
 今日も井の頭での練習でした。

 手ごたえは確実に戻ってきています。
 これまでやってきたことがきっと形になる。
 去年の秋からずっとやってきたことを思い出し、
 自信をもって明日を迎えよう。
 何度繰り返したとしても、
 あれ以上のことはできないのだから。

 総体支部予選まであと1日。
2018年04月19日
 おはようございます。
 今日も井の頭での練習でした。

 新入部員が入ってきました。
 これから入部届けを出してくる部員もいると思いますが、新たな仲間と新しい1年間の始まりです。
 2・3年生と過ごしてきた月日と同じように、
 走ることの楽しさを学ぶ最初の一年間から始まり、
 自分の限界を突き付けられる悔しさや、
 それでもできる、と信じて努力した日々が報われる瞬間だったり、
 友達とは少し違う、仲間という言葉の意味を知る経験をしたり、
 陸上がチームスポーツだということを、
 その忘れられない景色と共に体と心に刻む日々が待っています。
 改めて、
 日本一のチームになろう。
 君たちなら、いつかきっとできると信じている。

 総体支部予選まであと2日。
2018年04月14日
 おはようございます。
 総体支部予選まであと1週間となりました。

 このところ風の強い日が続いています。
 それでも、法政高校陸上部は毎年高尾山で初詣をしていて、高尾山の神様が天狗、風の神様です。
 僕も数年前に不思議な経験をしましたが、今年一年間で法政高校陸上部がこれまで見たことのない景色にたどりつく予兆のような感じがこのところずっとしています。
 部員たちも先輩、後輩、ブロックの違いもなく、深い絆が芽生えてきました。
 見ていて本当に楽しそうにしています。
 強かった代に共通する雰囲気が出てきています。
 部活に行くのが楽しみでしょうがなかった自分の中高時代、部活動で学んだことは今も自分の一番深いところで残っています。
 一人でも多くの生徒にそういう経験をしてもらいたい。
 競争することで自分を高め、
 相手を高め、
 つらいことを共にしていくなかで、本当の絆を。
 そして築こう
 法政高校陸上部であることの
 「チームプライド」を。

 
2018年04月09日
 おはようございます。
 今日は新歓がありました。

 今年からやり方が変わり、顧問はノータッチ。
 部員たちだけできちんとやり切れたようです。
 むしろ、部員たちだけだったおかげで、のびのびできた部分もあると思います。
 たくさんの見学者が来てくれました。
 明日、明後日と1年生はキャンプに行くので、木曜日の練習が最初の見学会となります。
 陸上部は他のどの部活と比べても、男女、先輩後輩が本当に仲良くやっています。
 仲が良くても、なれ合いになって、先輩のことをないがしろにするということもなく、後輩は仲が良いからこそ、先輩のために走ろうとします。
 自分のことを信じて待っている仲間がいるからこそ、自分の限界を超えて走ることができるのが陸上競技です。
 だから、自分の努力が成果としてわかる個人競技としての良い点と、
 仲間と共にチームのために戦うチームスポーツの精神の両方が味わえる最高のスポーツ。
 今日走った自分の頑張りは、明日の自分の可能性を広げてくれる。
 走ることは未来と繋がっているのです。
 陸上部に入って明るくなった、学校に来るのが楽しくなった、勉強に集中できるようになった、
 目標に向かって努力すること、ルールや時間を守ることの大切さを学んだ、
 陸上部を卒業するときにそんな言葉を残していきます。
 一人でも多く、そういう気持ちを味わって高校生活を終えてほしい、僕の願いはそれだけです。
 僕が高校時代に部活からもらった大きな財産を、
 今度は君たちに。
2018年04月04日
 おはようございます。
 春季大会2日目です。

 →春季大会2日目結果

 昨日に引き続き、シーズン初戦を良い形で迎えることができました。
 結果を出すこと以上に、自分に足りないことが見つかったと思います。
 次に繋がるとよく言いますが、試合から試合に繋がるのではなく、次の練習へ繋げていくのです。
 自信のある人ほど成功する確率は高い。
 これまでも繰り返して言ってきましたが、実感できた人も多かったのではないでしょうか。
 自信のある自分を作るのは、試合前ではありません。
 今日、この瞬間から、次の練習に繋がるのです。
 自信は誰かにつけてもらうのではなく、他の人の努力と自分の努力を相対的に比べる中でつけていくものです。
 小さな努力をコツコツと積み上げていこう。
 いずれ、他の人には届かないくらい高い山になるはずだから。
2018年04月02日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 試合を前に、必要なことは全てできました。
 今年の冬は天候不順で、競技場が使えない日もありましたが、学校を使った練習という新たな調整法でパフォーマンスを伸ばすことができました。でも、それは全て部員のやる気があってこそ。
 部員のやりたいこと、
 顧問のやりたいこと、
 その二つが一致しないと本当の意味では強くならないからです。
 このチームだからこそ、見ていて思いついたことがたくさんあります。
 春の始まりは希望に満ちたスタート。
 でも、お別れの始まりでもあります。
 11月3日の都駅伝まで、これから起こる全てのことが、他のことでは決して得られない、君たちの人生に大きな意味を持つものとなることを祈って。

 明日は春季大会です。応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2018年03月28日
 おはようございます。
 今日は短距離と中長と分かれての練習でした。

 日差しも強くなってきました。感覚的には初夏。そんな中ですが、今日の練習もいい練習になりました。
 それぞれの疲労の出方に応じて今日の練習はやりきる人と、途中でやめる人と両方あってよい、という中での練習。
 男子チームも順調に走力がついてきて、去年は女子とそれほど差がなかった設定も女子のトップスピードの周回設定からスタートできました。
 積んできた練習の成果でもありますが、一番大きいのは、経験。
 陸上部で過ごす一年間で、頑張れば必ず結果がついてくるということを実感できたこと。
 そして何より、自分にもできる、ということがわかったこと。
 準備できていない人はここから焦り、クタクタな状態でスタートラインを迎えることになります。
 たとえ、満足できていなくても、ここから先は焦らないこと。
 レース1週間前には結果はもう出ている。
 心と体をしっかり休めて、闘争と逃走のホルモンである、アドレナリンを全開まで出せるように蓄えよう。
2018年03月19日
 おはようございます。
 今日は武蔵野競技場でTTでした。

 昨日はよく眠れませんでしたと、部員達の緊張感もMAXな状態でのTT。
 ほぼ大会と同じ状態で現状を把握することができました。
 冬の終わりのこの時期、なかなかベストを出すのは難しいのですが、その中でもベストを更新する人が何人も出たことは予想以上の収穫でした。
 今年の冬は大雪だったりと、決して恵まれた環境ではありませんでした。
 それでも気持ちでは決して負けなかったみんなの勝利です。
 もちろん、満足いかない結果だった部員もいます。
 上手くいった人には上手くいった理由があるし、上手くいかなかった人には何が足りなかったかがわかっているはず。
 成功は自信に繋がり、悔しさは自分を高める原動力になる。
 今の自分にできなかっただけ。
 明日の自分ならきっとできる。
 なぜなら、私は常に進化するものであるから。
 できる、できる、私ならできる。




<TT結果>
800女子
2年 三浦 2分39秒85
2年 松浦 2分40秒13
1500男子
☆1年 福島 5分08秒16(TTベスト更新)
1500女子
1年 沢部 5分34秒36(TTベスト更新)
2年 松井 5分44秒50(TTベスト更新)
3000女子
1年 小雪 12分01秒36
1年 彩奈 12分59秒12(TTベスト更新)
5000男子
1年 矢田 19分25秒66
100男子
☆2年 坂本 11秒87(夏期ベスト)
2年 大山 12秒27(冬期ベスト)
1年 箕浦 12秒28(夏期ベスト)
1年 草野 12秒46(夏期ベスト)
2年 山口 12秒49(冬期ベスト)
100女子
2年 河野 14秒00
2年 浅見 14秒33
2年 藤森 14秒51
200男子
2年 坂本 25秒03
2年 大山 25秒21
1年 箕浦 25秒45(夏期ベスト)
2年 山口 26秒15
200女子
2年 河野 29秒79
2年 藤森 31秒68
2年 浅見 32秒60
400R
箕浦→坂本→大山→山口 47秒07(TTベスト更新)
2018年03月17日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日は中学の卒業式。
 みんなここからのスタートでした。
 高校の卒業式では、陸上部に入っていたらどんな3年間だったのかと思うことがあります、と言ってくる卒業生が何人かいました。
 僕も同じことを考えていました。
 陸上は精神年齢の高いスポーツだと思います。
 だから、大人になると朝早く起きてでも走ろうと思う人が増える。
 社会に出ていろんなことを経験して、自分の可能性や、自信を取り戻したくて走り出す。
 高校生には少し遠い世界かもしれません。
 でも、僕もそうした大人になってからスタートした一人なので、誰かからやらされる部活動ではなく、自分の意志で自分の可能性に挑戦することの楽しさを指導上もっとも大切にしています。
 高校3年間で求めるものは一人ひとり違います。
 誰かにとって、ここがかけがえのない場所になることを祈っています。
 今日は月曜日のTTに向けての調整でした。
 井の頭トラックというハンデを乗り越えてベストを出すメンバーがそれぞれのブロックに出ました。
 昨日、安達君と大曽根君が来てくれたことによるイメージの再現と、質の高い練習を積んできた成果です。
 月曜日のTTは体が回復しきらない中での挑戦となりますが、人によってはその方が走りやすい人もいると思います。
 新たなルーティーンが見つかる可能性があるTT。
 失うものはありません。

<練習ベスト更新者>
1000
矢田、☆彩奈
800
☆松井、沢部
400
☆三浦
60
☆山口、箕浦
2018年02月17日
 おはようございます。
 今日も井の頭での練習でした。

 春季大会まであと何回練習できるか数えてみました。
 19回。
 部活としてできる回数はこれだけです。
 僕はよっぽどのことがない限り、毎日走っています。
 それだけやっていても、維持するので精一杯。
 上げていくためには、さらに意識を一段上げて練習に取り組む必要があります。
 朝は人が生活している中で一番エネルギーが枯渇している時間帯です。
 朝食からお昼までは6時間ほど、昼食から夕飯までも7時間ほど、でも夕飯から朝までは9時間ほども空きます。
 筋肉も、靭帯も、体の中の細胞もまだ目覚めていない、一番体が動かない時間帯。
 人の体は不足を補おうとする力があります。
 枯渇した状況で動くことで、より少ないエネルギーで動けるように、酸素を運ぶ力が不足している中で酸素を必要とすることでより酸素を運べるようになっていきます。
 朝練をする人としない人の差です。
 朝起きることは初めはつらい、でも習慣になったら自然と夜早く寝られるようになる。
 頑張っている自分がいることを知っていたら、放課後の部活動でもより自信を持ってメニューに取り組むことができるようになる。
 19回という数字を、19回もこんなにレベルの高い練習ができた、と思えるかどうかは、部活としてではないところで自分がどれだけ努力できるかどうかです。
2018年02月07日
 おはようございます。
 今日は学校での練習でした。

 井の頭トラックが本日貸し切りと朝なっていたので、急遽変更。
 それでも、昨日の練習のあとの学校練。
 意識を変えて臨む必要があります。
 環境に負けて自分の気持ちまで下げてしまったら、トレーニング効果は最小になってしまいます。
 学校でしかできないくらいしっかり追い込むことを意識して練習しました。
 苦しい練習だったと思いますが、苦しい時に自分には無理、と思いそうになる弱い自分を否定する強さを身につけられたでしょうか。
 心の中には二人の自分がいます。
 できないから無理、と楽な道を選ばせようとする自分。その道に行けば、確かに楽かもしれません。
 でも、同時にもう一人、できる、と言い聞かせる自分もいます。
 できなくてもいい、でも、挑戦しなかったらずっと後悔することになる。
 できたら、うれしい。
 自信が持てる。
 たかが走ること、されど走ることでしか得られないこともたくさんある。
 12月の自分に勝とう。
2018年01月20日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日から高2も修学旅行から帰って来て練習に参加しました。
 気持ちが切り替わっていなかったので最初に注意をしました。
 そこからは切り替えて取り組んでいたと思います。
 せっかくここまで来たのだから、という気持ちを持ってほしいと思います。
 疲れがあったり、悩みごとがあったり、そういうことは誰にでも起こります。
 でも、せっかく陸上部に来たのだから、この時間を大切にしよう、走ることに集中しよう、
 成長しよう、そう思ってほしいのです。
 僕は今日、たっくんのサッカーチームのマラソン大会でペーサーを務めました。
 5、6年生の先頭をたっくんが走っていたので、たっくんを引く形になりました。
 公園1周1.2Kを3周。
 朝練ではキロ4分10秒ほどのペースもままならず、本人も去年の自分のタイムが4分5秒くらいだったので、昨日まで自信をなくしていました。
 朝練と本番では全然苦しさが違うから、朝練であれだけのタイムで走れているのだから大丈夫と話して今日を迎えました。
 去年の自分を越える、言い訳できない分、負けられない相手は自分。
 1周目を4分ぴったりペースで通過したときに呼吸が全く乱れていなかったので、そこからは14分切りというのを密かに狙っていました。
 こうしてマラソン大会に向けて朝練をするのも今年で最後。
 一緒に走るのも最後。
 ラスト1周は何とも言えない気持ちに包まれていました。
 そして最後の100M。
 一緒にゴールを切りました。
 タイムは13分59秒。
 去年のタイムは14分48秒。
 たった1年で、サッカーしていただけでこれだけ成長したのです。
 そしてもう一つ。
 走ることはいろんな人と繋がれる。
 卒業生がフルマラソン走るからと練習に来たり、学校で高3のチアの子が体育館で走っているところで一緒に話をしながら50分走ったり、子供と朝練して富士山を見たり。
 走ることの素晴らしさは君たちが想像もできないほど深く、可能性に溢れています。

<練習ベスト更新者>
150後半走
田所、☆浅見
2018年01月06日
 新年、あけましておめでとうございます。
 今年も法政高校陸上部をよろしくお願いいたします。

 今日は高尾山でのトレイルラン&初詣でした。
 今年のスローガンはチームプライドです。
 法政高校陸上部でしか得られないことを大切に、陸上部に所属できることを誇りに思えるようなチーム作りをしていきたいと思います。
 僕たちがやっている陸上競技は、本来ただのかけっこでしかありません。
 子供でさえ小さなころから楽しみながらやっているかけっこ。
 ただ楽しいという気持ちだけで何となくやっているものであれば、それはただの遊びの領域を超えません。
 でも、走ることにとことんこだわり、長い時間をかけて進化させ、自分の遊びたい時間や、他のことに使いたいお金など様々なものを捧げてやり続ければ、それはスポーツになっていきます。
 応援する人がいないスポーツは存在しません。
 応援する人は、アスリートがどれだけ献身的にそのスポーツに対して取り組んでいるかどうかを知っているからこそ、心の底から応援したいと思うのです。
 一人一人がただのファンランから、そのような気持ちが伝わってくるランナーへと成長したとき、僕たちはチームとして同じ一つの目標に向かって走り出すことができるはずです。
 チームプライドを背負って走った先に見える景色は、これから先何十年たっても君たちの心の一番奥深いところに残り続け、困った時に君たちのことを助けてくれる力になっていくはずです。


戻る